「教員との関係に悩み」…万引きの公募校長

「教員との関係に悩み」…万引きの公募校長
読売新聞 2014年6月6日 17時43分配信

 公募で採用された大阪府立高の民間出身校長が万引きをしたとして府警に事情聴取されている問題で、この校長が府教委の調査に対し、「教員との関係に悩んでいた」と話していることがわかった。

 府教委は校内の人間関係が遠因になった可能性があるとみて、メンタルヘルスの専門家による面接を加えるなど校長公募の選考方法を再検討する。

 府教委などによると、校長は5月28日、大阪市都島区のスーパーで菓子など十数点(2000円相当)を盗んだ疑いが持たれている。容疑を認めているという。

 府教委は問題を把握した後、聞き取りを実施。校長は「食事や睡眠が十分に取れていなかった」などと説明した。府教委幹部は「今後の選考では、マネジメント能力だけでなく、管理職として重圧に耐えうるかどうかの心理面も重視したい」としている。

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