プール授業で中学生骨折=飛び込み禁止、教員認識せず―名古屋市
時事通信 2014年7月4日 19時20分配信
名古屋市は4日、市立中学の水泳の授業中に、飛び込み台から飛び込んだ2年の男子生徒(13)が頸椎(けいつい)などを骨折したと発表した。プールの底で頭を打ったとみられる。学習指導要領の改定で2012年度から飛び込み指導は禁止されているが、指導した男性教諭(33)は「禁止の認識はなかった」と話しているという。
市教育委員会によると、2日午前11時10分ごろ、男子生徒が飛び込んだ直後、周囲の生徒が異変に気付きプールサイドに引き上げた。男子生徒は頸椎骨折のほか脊髄も負傷。意識ははっきりしているが手足にしびれがあるという。
プールに飛び込み首を骨折
CBC NEWS 2014年7月4日(金) 18時43分
指導の態勢が問われます。2日名古屋市中川区の中学校で男子生徒が体育の授業中プールに飛び込み、首の骨を折る大けがをしていた事が判りました。
「水泳指導中に事故が起きました。授業中のことであり誠に遺憾であり謹んでお詫び申し上げます」(名古屋市教育委員会)
名古屋市教育委員会によりますと、2日午前11時ごろ、中川区の市立昭和橋中学校で、体育の授業で飛び込みの練習をしていた2年の男子生徒がプールの底で頭を強く打ち、首の骨を折る大けがをしました。
男子生徒は現在も入院中で頚椎を骨折、脊髄にも傷を負い首から下が動かせない状態だということです。
市の規則は教員が飛び込みを指導することを原則禁止していますが男性教諭は「段階的ならば飛び込み指導は行える」と認識していたということです。(4日17:10)