<京都・プール死亡>調査委「適切な救護で助かった可能性」

<京都・プール死亡>調査委「適切な救護で助かった可能性」
毎日新聞 2014年7月24日 20時9分配信

 京都市立養徳小学校(同市左京区)のプールで2012年7月、同小1年の浅田羽菜(はな)さん(当時6歳)が死亡した事故で、市教委の第三者調査委員会は24日、「適切な救護措置を取れば助かった可能性があった」などとする報告書を公表した。全教員による心肺蘇生術訓練など再発防止策も提言した。

 調査委は医師や水泳指導者ら7人で構成。昨年7月以降、関係者の聞き取りやプールでの再現検証を実施し、原因究明に努めた。

 報告書によると、羽菜さんはバランスを崩すなど偶発的な事態に遭遇。不意に少量の水を飲み、一時的な窒息状態に陥り、数秒以内に意識を失った。その後、30秒以内に発見、救助され、プールサイドで教師から人工呼吸を受けて一旦呼吸が回復したが、嘔吐(おうと)物で気道が詰まり窒息したとしている。

 この事故では、両親が京都市などを相手取り提訴。京都地裁は今年3月、現場で監視に当たった教諭3人の過失を認め、市側に約3000万円の損害賠償を命じる判決を出し、確定した。【榊原雅晴】

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