中学バレー部元顧問、体罰で3カ月の減給 長野

中学バレー部元顧問、体罰で3カ月の減給 長野
産経新聞 2014年12月19日 7時55分配信

 県教育委員会は18日、東信地区の中学校女子バレーボール部で生徒にボールをぶつけるなどの体罰を行ったとして、顧問だった男性教諭(55)を3カ月の減給とする懲戒処分を行った。

 県教委によると、教諭は今年9月にレギュラー選手の生徒6人の頬を平手でたたいた。また、8月から10月にかけて6回にわたり、この6人に対してボールを顔面に投げつけるなどの体罰を行った。生徒にけがはなかった。教諭は7月に1、2年生による新チームの編成があり、強いチームになるとの期待から、練習中のミスなどに腹を立て体罰を繰り返したという。

 体罰が発覚したのは、10月に体罰を訴えた匿名の手紙が県教委に届き、調査の結果、判明した。また、教諭は平成22、23年ごろにも体罰を行っていたことが分かった。

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体罰やめぬ教諭、1mの距離で女子顔面にボール
読売新聞 2014年12月19日 12時00分

 長野県教委は18日、顧問をしていた部活動の部員に体罰をしたとして、東信地区の男性中学校教諭(55)を減給3か月(10分の1)にした。

 発表によると、中学教諭は女子バレーボール部の顧問をしていた今年9月、練習試合の際にミスをしたとして、部員6人のほおを平手でたたいた。また、8〜10月には、同じ6人に「動きが悪い」などとして1メートルほどの距離から顔面にボールを投げつけるなどの体罰をした。6人は7月に編成された新レギュラーで、教諭は「勝てそうだと思ったから」と説明している。

 教諭は2010年と11年にも同じ中学の男子バレーボール部員に平手打ちなどをし、地元教委から指導措置を受けていた。

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