少女ひき逃げ容疑 元小学校副校長を逮捕 横浜
産経新聞 2015年4月14日 13時48分配信
乗用車で少女をひき逃げしたとして、神奈川県警戸部署は14日、過失運転致傷と道交法違反(不救護・不申告)の容疑で、横浜市西区元久保町の再任用教諭、加藤光一容疑者(63)を逮捕した。
逮捕容疑は、13日午後6時10分ごろ、自宅近くの市道で乗用車を運転中、母親と一緒に前を歩いていた中学3年の女子生徒(14)にぶつかって両足や尻などに軽傷を負わせ、そのまま逃走したとしている。「(ぶつかった)感覚はあったが、人とは思わなかった」と容疑を一部否認しているという。
同署によると、現場は幅約6メートル。母親や通行人らが乗用車のナンバーや車種を目撃しており、同署が同日、加藤容疑者から任意で事情を聴いていた。
横浜市教委によると、加藤容疑者は平成24年3月に小学校の副校長として退職後、別の小学校で再任用教諭となり、後輩教諭の指導などをしていたという。
市教委西部学校教育事務所の大場洋子所長は「極めて遺憾な行為であり、今後、事実関係を踏まえて、厳正に対応してまいります」とのコメントを出した。