56歳女性の元教諭、分限免職取り消しへ 女性は辞職願提出

56歳女性の元教諭、分限免職取り消しへ 女性は辞職願提出
産経新聞 2016.3.14 22:05

 生徒に不適切な指導をしたとして香川県は14日、県教育委員会がにした元県立高教諭の女性(56)が県に処分の取り消しを求めた訴訟について、女性と和解すると発表した。県教委は平成25年10月18日付の処分を取り消し、女性は辞職願を提出する。

 県教委によると、女性は20年4月以降、生徒に高圧的な態度を取るなどしてトラブルを起こし、25年2月に指導が不適切と認定された。その後1年間の研修を命じられたがほとんど受講せず、病気休暇を取得していた。

 和解は、女性が26年6月30日付の辞職願を提出し、同日までを休職扱いとした上で、休職期間の給与や退職手当を支払う内容。

 女性は26年5月、判断過程が不明で不当な評価を受けたなどとして、処分の取り消しを求め高松地裁に提訴していた。

「指導力不足」女性教諭が免職処分
(香川県)
[ 2013/10/18 17:51 西日本放送]

坂出市の県立高校の女性教諭(53)が18日付けで免職処分となった。同教諭は5年前から生徒の容姿をあげつらい挑発するなどトラブルが頻発。その後、異動先でも問題が続き、指導が不適切と認定されたが、研修をほとんど受けず、9月から欠勤が続いていた。

生徒に高圧的な指導 女性教諭を分限免職 香川県教委
産経新聞 2013年10月20日(日)7時55分配信

 香川県教委は18日、教員としての職に必要な適格性を欠くとして、県立高校の女性教諭(53)を分限免職処分にしたと発表した。

 県教委によると、女性教諭は英語教諭。平成20年4月以降、高松、坂出市内の県立高校3校で、他の教員に対する暴言や「部活をやめろ」など生徒への高圧的な指導によるトラブルを起こし、これに対する校長ら管理職の指導にも従わなかったという。

 県教委が今年2月に指導が不適切な教員に認定し、県教育センターでの4月から1年間の指導改善研修を命じたが、ほとんど受講しなかった。指導が不適切として指導改善研修を命じている教員の分限免職は初めて。

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