生徒とのメール、書面で校長に事前報告 教職員に指導、佐賀県教委
佐賀新聞 2016年5月4日(水)12時22分配信
佐賀県教育委員会はこのほど、教職員が生徒と直接メールなどで連絡する場合は文書で校長に事前提出するよう、県立の中高や特別支援学校全48校に通知した。メールやSNS(会員制交流サイト)でのやりとりを通じて教諭が相次いでわいせつ行為に及んだことを受けた措置で、県教委は「適切な距離感を保ち、どういう連絡を取り合っているか管理職にも知っておいてもらいたい」としている。
児童や生徒に対する連絡は保護者を通すようこれまで指導してきた。今回の通知は(1)生徒指導や部活動で直接連絡が必要な時は、目的や期間、内容を文書に記し、校長や保護者からの承諾・承認を得ること(2)不登校や家庭の事情がある場合を除き、メールなどを送るときは、ほかの教職員にも同時送信することなどを求めている。
各市町の教育委員会に対しても対策を講じるよう呼び掛けた。教職員課は「問題が起こると経験も信頼も一遍に失ってしまうという重みを教職員一人一人に意識してほしい」と話す。
県内では4月と昨年9月、公立中の男性教諭2人がそれぞれ連絡を取り合っていた元教え子らにわいせつな行為をしたとして、懲戒免職処分になっている。