飲酒運転:やまぬ公務員酒気帯び 川西町職員容疑で逮捕 「飲食店で飲んだ」 /山形
毎日新聞 2012年7月23日(月)11時53分配信
南陽署は22日、川西町黒川、同町まちづくり課主事、遠藤隆政容疑者(30)を道交法違反(酒気帯び運転)容疑で現行犯逮捕した。「市内の数軒の飲食店で酒を飲んだ」と容疑を認めている。
逮捕容疑は同日午前0時40分ごろ、南陽市赤湯の県道で、酒気帯び状態で乗用車を運転したとしている。同署によると、パトロール中の署員が職務質問をした際、遠藤容疑者から酒のにおいがしたため飲酒検知し、呼気1リットル当たり0・15ミリグラム以上のアルコールを検出した。
同署によると、遠藤容疑者の友人の20代女性会社員が同乗しており、道交法違反(酒気帯び運転同乗)の疑いがあるとみて女性から事情を聴いている。
県内では今年、公務員や議員の飲酒運転が相次いでいる。1月は戸沢村議が飲酒後に小型ショベルを運転していたことが判明、2月には川西町消防署員(当時)が酒気帯び容疑で逮捕された。3月以降も、山形大職員、朝日町職員、、置賜広域行政事務組合高畠消防署員、陸上自衛隊員の酒気帯び運転が発覚している。【鈴木健太】
◇自宅外飲酒2カ月自粛、町長が通達
川西町の原田俊二町長は22日、酒気帯び運転容疑で町職員が現行犯逮捕されたことを受け、臨時職員を含む全職員357人を対象に、23日から9月30日までの約2カ月間、自宅以外での飲酒を自粛することや、町関連の行事で酒類が出ても飲酒は禁止することを求める通達を出した。原田町長が緊急の記者会見を開き明らかにし、「川西町関係の職員による飲酒運転の不祥事が今年2月から3件続き、指導力が足りず、慚愧(ざんき)に堪えない。町民におわびする」と沈痛な表情で語った。
同町関係の公務員が飲酒運転で現行犯逮捕されたのは、今年2月の旧川西消防署消防士長(38)と、今月1日の高畠消防署副士長(25)=3月まで旧川西消防署員=に続き、約半年で3人目。今回の職員は、2人の不祥事を受けた職場ごとの飲酒運転撲滅の討議に加わっていた。
町はこのほかに、10月以降の対応を含め、不定期に出勤時にアルコールチェックをする▽飲酒は午後10時までの4時間以内とする▽27日までに署名、押印付きの「交通安全運転誓約書」を提出する▽正職員はアルコールチェッカーを自主購入して携帯する▽各課が交代で平日朝の役場入り口で交通安全啓発をする▽飲酒の予定がある場合の車通勤や、飲酒会場へ車で行くのを控える−−を23日から実施する。【近藤隆志】
7月23日朝刊