盗撮容疑で逮捕の弁護士懲戒処分へ 栃木県弁護士会

盗撮容疑で逮捕の弁護士懲戒処分へ 栃木県弁護士会
産経新聞 2016.6.2 07:04

県弁護士会(室井淳男会長)は1日、女性のスカート内を盗撮したとして県迷惑防止条例違反(盗撮)容疑で逮捕された

同会所属弁護士の梅津真道容疑者(43)=宇都宮市=について、5月31日付で懲戒処分手続きを開始したと明らかにした。

室井会長は「被疑事実が真実であれば、弁護士に対する信頼を著しく損なうものであり、厳粛に受け止めている」としており、
4月に1審判決が出た今市市(現日光市)での小1女児殺害事件の担当弁護士だったことについても「非常に残念に思っている」と述べた。
また、同会綱紀委員会と懲戒委員会の手続き、審査があり、結論が出るまで最長で1年かかる可能性も示唆した。

梅津容疑者の逮捕容疑は、昨年12月ごろと今年4月30日、宇都宮市と小山市で、女性のスカート内を小型カメラで撮影した疑い。

梅津容疑者は県弁護士会の役員だったほか、法科大学院の非常勤講師を務めていた。26年4月以降、勝又被告の弁護団に参加。宇都宮地裁は今年4月8日、被告に無期懲役の判決を言い渡し、被告側は控訴している。

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