教師の暴力暴言 一審の約半分の賠償命じる
CBCテレビ 2016年9月30日(金)18時3分配信
三重県津市の中学校で、部活動の顧問から暴力や暴言を受けたとして、元部員の少女らが市などに損賠賠償を求めた裁判の控訴審で、名古屋高裁は30日、賠償額をほぼ半分にする判決を言い渡しました。
訴状などによりますと、18歳の少女は、津市美里中学校のバレーボール部に所属していた時、顧問の男性教諭からの暴力や暴言で精神的苦痛を受けたとして、津市や教諭に対し、合わせて550万円の支払いを求めていました。
一審の津地裁は、「典型的な暴行そのもので、教育的効果があったとは認められない」などとして、市に対し少女に165万円を支払うよう命じ、原告、被告ともに判決を不服として控訴していました。
30日、名古屋高裁の永野圧彦裁判長は、「市の安全配慮義務違反は認められない」として、一審判決の賠償額を半減し、市に対し少女に88万円を支払うよう命じました。
一方で、「教諭は公務員であり、被害者に対し直接損害賠償責任を負わない」として、原告の控訴を棄却しました。