高校教諭を最終送検、真庭署 夜間学校侵入、窃盗などの疑い
山陽新聞 2016年10月18日 14時20分 更新
勤務先の高校に夜間侵入したなどとして、真庭署は18日、窃盗と建造物侵入などの疑いで、勝山高校蒜山校地教諭、深井謙作容疑者(29)=真庭市蒜山上長田=を最終送検した。
送検容疑は4月1日午後9時20分ごろ、同所の高校に侵入し、事務室から岡山県北部にある寮の鍵1個(千円相当)を盗んだのをはじめ、8月8日、県南部のコーポに窓ガラスを割って忍び込み、現金約33万円と貴金属16点(約21万円相当)を盗んだり、9月5日朝、盗んだ鍵を使って寮に侵入して押し入れを物色したりした疑い。
深井容疑者は9月5日の犯行を巡って同月中旬に逮捕され、その後、8月8日の容疑で再逮捕されていた。「本当に申し訳ないことをした。食費に使う現金が欲しかった」と容疑を認めているという。
岡山県警真庭署は13日、勤務時間中に同僚の女性宅に侵入したとして、住居侵入と窃盗未遂の疑いで岡山県真庭市蒜山上長田、県立勝山高蒜山校地の教諭、深井謙作容疑者(29)を逮捕した。「洗濯かごを物色したのは間違いない」などと大筋で容疑を認めており、下着を盗もうとしたとみて調べている。
逮捕容疑は5日午前10時15分ごろ、岡山県内の同僚の女性宅に侵入し、押し入れを物色したとしている。帰宅した女性と鉢合わせになり、何も取らずに逃げた。
県教育委員会によると、事件当日は学校祭の準備日で、深井容疑者は上司に「学校祭で必要な物品を買いに行く」と伝えて外出したという。