パソコンなど京大の備品盗む 容疑の非常勤職員の女逮捕(京都)

パソコンなど京大の備品盗む 容疑の非常勤職員の女逮捕
京都新聞 2016年10月17日 22時50分配信

 京都大の研究備品を盗んだとして、京都府警捜査3課と川端署は17日、窃盗の疑いで、京都市左京区北白川東瀬ノ内町、京大非常勤職員の女(46)を逮捕した。
 逮捕容疑は、5月2〜7日、左京区の京大工学部研究実験棟の1室で、棚に保管されていた大学院教授(51)が管理するノートパソコン6台やタブレット端末6台、3Dスキャナー1台など計24点(86万2千円相当)を盗んだ疑い。
 府警の説明では、女は2013年10月から京大の施設管理を担当する部署に勤務。研究実験棟の鍵を持ち、自由に入室できたという。「私は盗んでいない」と容疑を否認している。
 府警によると、捜査員が8月、インターネットのオークションサイトで、京大から被害届が出ていた3Dスキャナーが出品されているのを発見。女が5月10日に東京都の業者に転売していたことを確認した。女の自宅からは盗まれたタブレット端末など2点が見つかった。パソコンなどの機器に個人情報や研究データは保存されていなかったという。

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