男子高生にわいせつ 元講師に実刑 懲役2年4月、地裁津山支部判決
山陽新聞(2017年02月20日 21時31分 更新)
女性を装い短文投稿サイト・ツイッターで知り合った男子高校生にみだらな行為をしたなどとして、強制わいせつなどの罪に問われた津山市立津山西中学校の元講師で無職の石本友洋被告(36)=同市神戸=に、岡山地裁津山支部は20日、懲役2年4月(求刑懲役4年)の判決を言い渡した。
判決理由で柴田憲史裁判官は「女性を装って連絡を取るなどしており悪質。被害者らの被った屈辱感、精神的苦痛は甚大である」と指摘。「犯行を認め反省していることや前科がないことなどを考慮しても刑を免れることはできない」と述べた。
判決では、ツイッターで女性に成り済まして知り合った岡山県北の男子高校生2人に対し、それぞれ昨年の8月と9月、県北部の公園などでわいせつな行為をした。