16倍の薬処方され…東京女子医大病院提訴
日本テレビ系(NNN) 2017/3/28(火) 19:58配信
東京女子医科大学病院で通常の16倍の抗てんかん薬を処方され、その後、死亡した女性の夫が「妻は過剰投与の副作用で死亡した」として病院と担当医師らを相手取り損害賠償を求める裁判を起こした。
亡くなった長浜裕美さん(当時43)は2014年、東京女子医大病院で脳腫瘍の治療を受けていたが、通常の約16倍にもなる抗てんかん薬「ラミクタール」を処方され、3週間後に亡くなった。
その後、弁護士や「日本医療安全調査機構」の調査で、長浜さんが抗てんかん薬の副作用で死亡したことがわかり、夫らは、薬の大量投与で妻は亡くなり、死に至るリスクについての説明もなかったとして28日、病院と担当医らを相手取り約4300万円の損害賠償を求める裁判を東京地裁に起こした。
リスク説明について病院側は―
長浜さんの夫・明雄さん(42)「リスクも含めて説明して、それを患者が望んだから危険な処方も望んだから私たちはやったと。だから悪くありませんと」
東京女子医大は「訴状を見てないが誠意をもって対応します」とコメントしている。
この病院をめぐっては、