親睦会費190万円着服、学校職員を懲戒免職

親睦会費190万円着服、学校職員を懲戒免職
TBS系(JNN) 2017/5/12(金) 6:37配信

 横浜市の特別支援学校に勤務する30歳の男性事務職員が職員の親睦会用に貯めていた会費およそ190万円を着服したとして、神奈川県はこの職員を懲戒免職処分としました。

 神奈川県の教育委員会によりますと、横浜市の県立特別支援学校に勤務する30歳の男性事務職員が、去年7月から今年3月にかけて、学校の職員らの親睦会費を貯めていた口座から繰り返し現金を引き出し、およそ190万円を着服したということです。

 男性職員は親睦会の会計担当として口座の管理をしていて、着服した金を借金の返済や高級焼肉店などの支払いに充てていたということです。県の聴き取りに対し、男性職員は「使ってもすぐ戻せる金額で感覚がマヒしていた。謝罪したい」と話していて、すでに両親が全額返済しています。

 県は11日付けで男性職員を懲戒免職処分としていて、教育委員会の教育長は「このような事案が起きたことは誠に遺憾です。県の教育の信頼回復のため、不祥事の根絶に向け、教職員を厳しく指導してまいります」とコメントしています。(11日22:26)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする