体罰の相撲部顧問、暴行容疑で書類送検 兵庫県警
産経新聞 2013年2月1日(金)14時24分配信
兵庫県洲本市の私立柳学園高校で相撲部顧問の男性教諭(34)が同部3年で主将だった元男子生徒(18)の頭や顔を殴る体罰を加えた問題で、兵庫県警洲本署は1日、暴行容疑で教諭を書類送検した。
送検容疑は平成23年末、同校の寮で、女子生徒をからかったことを注意するため元男子生徒の顔を平手でたたき、昨年7月には、生徒の家族の前で後頭部を2回殴ったとしている。教諭は容疑を認めているという。
同校は同8月の内部調査で、教諭の暴行を確認したが、日常的な体罰はなかったと結論付けた。同校は教諭を指導停止にし、10月には減給3カ月の懲戒処分を下している。