<わいせつ容疑>小学講師逮捕、教え子10人被害か 京都
毎日新聞 2017/6/29(木) 13:17配信
勤務する小学校で女子児童の体を触ったなどとして、京都府警が5月、府内の公立小学校の20代の男性講師を強制わいせつ容疑で逮捕していたことが関係者への取材で分かった。府教委に対し講師は事実関係を認め、5月30日付で懲戒免職処分となった。府教委によると、前任校を含め、教え子の女児約10人に同様の行為をした疑いがあるという。府教委などが調査している。
府警や府教委は被害児童の保護者の意向として、逮捕や処分を公表していない。
府教委によると、講師は大学卒業後、府南部の公立小に講師として採用された。2015年4月に事件当時の学校に異動し、学級担任を務めた。今年4月に被害女児の一人が保護者に訴えて発覚。府教委が調べたところ、同校の別の女児や前任校の女児も被害を訴えていることが分かったという。
京都府では昨年4月以降、わいせつ行為により、10人の教諭や講師が懲戒処分を受けた。うち6人は教え子の児童・生徒に対しわいせつ行為に及んでいた。【澤木政輝】