下着撮影目的で校舎侵入 元教諭の男に猶予付き判決/富山
チューリップテレビ 2017/8/2(水) 20:01配信
女子児童の下着を撮影しようと自身が勤務する小学校に侵入したとして富山地方裁判所は2日、元教諭の男に執行猶予付きの判決を言い渡しました。
判決を受けたのは富山市の元小学校教諭、千石智裕(せんごく・ともひろ)被告(30)です。
判決によりますと千石被告は、今年6月、教室内に保管されていた女子児童の下着を撮影しようと、当時、自身が勤務していた富山市立堀川南(ほりかわみなみ)小学校の校舎に侵入したとされています。
2日の判決公判で、地裁の後藤隆(ごとう・たかし)裁判官は「教員の立場を利用し計画的で卑劣な犯行で、影響は大きい」として、千石被告に懲役10か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
千石被告は先月28日付けで懲戒免職となっていて、県教育委員会によりますと去年9月にも同様の行為をしていたということです。
同署によると、女子高生から「男に付きまとわれている」と相談があり、千石容疑者を聴取したところ、下着の写真が見つかったという。市教育委員会は「事実とすれば、信頼を著しく損なうもので大変遺憾」とコメントした。