酒気帯び運転の中学教諭2人懲戒免職 岩手県教委

酒気帯び運転の中学教諭2人懲戒免職 岩手県教委
産経新聞 2017/9/21(木) 10:45配信

 岩手県教委は20日、酒気帯び運転で摘発された同県久慈市立三崎中学校の高田公弘教諭(57)=同市侍浜町=と盛岡市立厨川中学校の樋下公子教諭(52)=同市下太田=を懲戒免職処分にした。今年度の教職員の懲戒免職は初めて(昨年度は2件)。

 県教委によると、高田元教諭は7月25日午後7時半ごろから10時20分ごろにかけ、同県久慈市内の飲食店で開かれた学校教職員の慰労会などでビールを中ジョッキ2杯、日本酒を約4合飲んだ後、自分の乗用車を運転し、対向車両に接触する事故を起こした。

 樋下元教諭は同月31日午後6時ごろから盛岡市内の飲食店で他校の教員仲間とビールをジョッキ4杯、9時すぎに帰宅後11時ごろまで500ミリリットル入り缶チューハイ2本などを飲んだ。翌朝の4時半ごろ起床、自分の乗用車で市内の朝市に向かっていた際、検問で酒気帯び運転と判明した。

 県教委の聴取に対し、2人は「生徒や保護者らを裏切る行為をして、申し訳ない」などと話したという。

 県教委教職員課の永井榮一総括課長は「酒気帯び運転は原則免職処分にしているが、こういう事案が連続して発生し、残念で遺憾だ」と述べた。

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