教員免許取得未申請のまま勤務 明石商業高の男性職員 採用取り消し

教員免許取得未申請のまま勤務 明石商業高の男性職員 採用取り消し
産経新聞 2017.11.11 09:37更新

 明石市教委は10日、今年4月に採用した市立明石商業高校の男性教諭(25)が教員免許の取得手続きを怠り、4月から10月まで無免許の状態で勤務していたと発表した。

 市教委によると、男性は保健体育教諭に必要な単位を取得していたものの、県教委に取得を未申請のまま約7カ月間勤務し、サッカー部の顧問も務めていた。

 10月末に県教委から市教委に教員免許状が確認できないとの連絡があり発覚。市教委は10月末に男性教諭の採用を取り消したが、生徒への影響も考慮し、11月の免許申請後、来年3月まで臨時教諭として採用することに決めた。

 男性教諭は「手続きの重要性を感じていなかった。忙しくて失念していた」などと話しているという。

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