元小学校教諭に2審も実刑、男児ポルノ事件
産経新聞 2017.12.1 12:21
複数の男児にわいせつな行為をして動画を撮影したとして、わいせつ目的誘拐や児童買春・ポルノ禁止法違反などの罪に問われた東京都の元小学校教諭、橋本顕被告(46)の控訴審判決で、東京高裁は、懲役3年とした7月の1審横浜地裁判決を支持、被告側の控訴を棄却した。
被告は刑が重過ぎるなどと主張したが、高裁の大島隆明裁判長は「小さな子供にわいせつ行為を繰り返すことの責任の重さを考えれば、実刑が相当だ」と退けた。
判決によると、都内の公衆トイレで昨年3月、4歳だった男児の下半身を触り、ビデオカメラで撮影。同年5月には静岡県伊東市のスーパーマーケットで、11歳だった男児に「ステーキを食べよう」などと声を掛けて誘拐し、同県熱海市のマンションでわいせつな行為をした。