山口県の2教諭を懲戒処分 酒気帯び運転で
産経新聞 2018.1.23 18:39
山口県教育委員会は23日、酒気帯び運転をして警察に摘発されたとして、県立岩国総合高の馬木浩二教諭(51)を懲戒免職処分にした。県警は昨年12月、道交法違反容疑で書類送検した。
県教委によると、昨年10月、文化祭後に開かれた教員の懇親会に参加。同県岩国市の飲食店計3軒でビールの中ジョッキ3杯、大瓶2本、小瓶2本などを飲んだ。
学校に止めた車で約19キロ離れた自宅に帰る途中、同県柳井市の県道でガードレールに衝突し、車を放置し約2キロ先の家まで歩いた。翌朝、自宅に来た警察官が呼気検査をすると、基準値を超えるアルコールを検知した。
また、昨年12月に学校の忘年会で飲酒後、車を運転し、酒気帯び運転の疑いで摘発されたとして、防府市立桑山中の男性教諭(50)を停職6カ月の懲戒処分とした。防府簡裁は同月、罰金30万円の略式命令を出し、男性教諭は既に納付した。