阪大の60代男性教授、6件のハラスメントで停職3か月の懲戒処分 本人は否定
MBSニュース 2018/2/22(木) 19:08配信
大阪大学の60代の男性教授が女性の学生などにハラスメントを繰り返していたとして懲戒処分されました。
停職3か月の処分を受けたのは、大阪大学大学院国際公共政策研究科の60代の男性教授です。大学によりますと、教授は2013年9月に遠方のホテルで開かれた研究集会のあと、女性の大学院生や女性アルバイトが宿泊する部屋で懇親会の2次会を約2時間開催。翌日にもすでに入浴を済ませていた女性らに対し懇親会の2次会への参加を指示するなど、あわせて6件のハラスメントが認定されたということです。
教授は普段から懇親会などに参加しない学生などがいると激しく機嫌を悪くし、学生らが断れないようにしていたといいます。一方、教授はハラスメントを否定しています。2次会を女性の部屋で行ったことについては、「一番大きな部屋を選んだだけ」と話しているということです。大学は「教育研究に従事する立場にあるべき者がその資質さえも疑われるような行動に及んでいたことは誠に遺憾」として、再発防止に努めるとしています。
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「セク・パワ・アカハラが複合」阪大教授を処分
読売新聞 2018/2/22(木) 13:26配信
大阪大(大阪府吹田市)は22日、大学院国際公共政策研究科の60歳代の男性教授が、複数の大学院生やスタッフにハラスメント行為をしていたとして、停職3か月の懲戒処分にしたと発表した。
阪大は教授の名前を明らかにしていない。
発表によると、教授は2013年9月、学外のホテルで研究集会が行われた後、懇親会の2次会を、大学院生やアルバイトを含む女性スタッフらが宿泊する部屋で約2時間にわたって開いた。また、翌日の懇親会の2次会でも、入浴を済ませていた女性スタッフらに対し、繰り返し出席するよう求め、参加させた。
また、同年度の演習授業後の懇親会に関して、スタッフらに準備や後かたづけを強制。求人情報と労働実態に隔たりがあることを口にしたスタッフらの一人に対し、「不満があるなら辞めればよい」という内容の発言をしていた。阪大は「教授の行為はアカデミック・ハラスメントやセクハラ、パワハラが複合している」と判断した。
教授は大学の調査に「2次会への参加や懇親会の準備を強要した事実はない」などと話しているという。
阪大のハラスメント相談室には11年度以降、教授のハラスメントに関する相談が寄せられていた。西尾章治郎学長は「教育研究に従事する立場にあるべき者がその資質さえも疑われるような行為に及んでいたことは、誠に遺憾」として、再発防止に努めるとしている。
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今年は2018年ですよね。
2011年度以降から被害の届けがあって、それでも今まで被害者は増え続け、みな泣き寝入りで、加害者は税金から給与もらっていたわけですね。