分校保健室で盗撮、高校教諭を免職 京都、校内3カ所にカメラ
京都新聞 2018/5/22(火) 23:11配信
勤務する高校にビデオカメラを設置して盗撮したとして、京都府教育委員会は22日、伊根町の宮津高伊根分校の20代の男性教諭を懲戒免職処分とした。
府教委によると、教諭は4月24日、女性の下着などを盗撮しようと分校の保健室に小型ビデオカメラ1台を設置した。同校の女性教員がカメラを見つけた。同校がデータを確認したところ、カメラを置こうとする教諭が写っていたという。
教諭は4月30日に建造物侵入容疑で宮津署に逮捕され、5月10日に同罪で宮津簡裁から罰金10万円の略式命令を受けた。
府教委の調査に対して教諭は昨年11月以降、月に2、3回程度、女性教職員の更衣用に使われていた部屋など校内3カ所に設置したと説明した。「自分の勝手な行動で生徒、保護者に多大な迷惑をかけた」と話しているという。