「盗撮に達成感」中学女子トイレにカメラ設置の教諭を処分
神戸新聞NEXT 2018/6/15(金) 18:42配信
勤務する中学校の女子トイレ内で盗撮したとして児童買春・ポルノ禁止法違反などの疑いで逮捕され、罰金80万円の略式命令を受けた神戸市立中学校の男性教諭(31)について、同市教育委員会は15日、懲戒免職とする処分を発表した。
市教委によると、男性教諭は2017年11月〜18年4月、女子トイレの個室内に複数回カメラを取り付けて生徒を撮影したほか、5月には保健室内にも2台を設置したという。翌日に内科検診が予定されており、開始前に他の職員が見つけた。保健室への設置で兵庫県迷惑防止条例違反の疑いで逮捕された後、女子トイレの盗撮が発覚した。
男性職員は市教委の聞き取りに対し、「カメラを回収する緊張と成功したときの達成感にはまった。わいせつ目的ではなく、ストレス発散のためだった」と説明したという。
また、市水道局は15日、17年9月〜18年3月、昼休み前の勤務中に計26回、近くの飲食店に弁当を注文するために約3分、職場を離れた男性職員(64)を減給(平均賃金1日分の半額)とした。(若林幹夫)