<山形・入試採点ミス>処分対象は1037人 教育長は報酬10%自主返納へ
河北新報 2018/8/8(水) 17:11配信
山形県公立中高の2016〜18年度入試(定時制高は15〜18年度)で計約1200件の採点ミスがあった問題で、県教委は8日、ミスに関わった教職員ら1037人に対し、懲戒処分などを行ったと発表した。広瀬渉教育長は一連の問題の責任を取り、報酬月額10%を3カ月間自主返納する。
県教委によると、生徒の合否に影響のあった高校の校長1人が減給10分の1(2カ月)。同じく合否に影響のあった高校の教頭1人と、教育庁次長級、課長級職員の計3人がそれぞれ戒告となった。
文書訓告は合否に影響はないものの採点ミスがあった学校の校長33人、教頭65人。厳重注意は採点ミスに関わった教諭934人。