ミスに「校舎80周」=部活顧問を処分―滋賀県教委

ミスに「校舎80周」=部活顧問を処分―滋賀県教委
時事通信 2018/10/19(金) 17:11配信

 滋賀県教育委員会は19日、大津市立南郷中学校で男子ソフトテニス部の指導中、ミスをした部員の2年生男子生徒(14)に校舎の周りを80周走るよう命じたとして、顧問の男性教諭(31)を同日付で減給の懲戒処分にしたと発表した。

 教諭は依願退職した。生徒は周回中に熱中症で倒れ搬送されたが、現在は回復している。

 県教委によると、教諭は7月12日午後4時半ごろ、気温が30度を超える中、男子生徒が午後3時からの練習で疲労していたのに、サーブの失敗を理由に校舎の外周(約230メートル)を80周走るよう命令した。生徒は9周目に倒れた。

 教諭は「ミスの罰として何周走るか聞いたところ、10周と言うのを期待したが、4周と答えたので命令した」と説明したという。 

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