文科省汚職 前統括官の初公判は来年1月11日 東京地裁
産経新聞 2018/11/12(月) 16:44配信
宇宙航空研究開発機構(JAXA)の業務をめぐる汚職事件で、東京地裁は12日、収賄罪で起訴された文部科学省の前国際統括官、川端和明被告(57)の初公判を来年1月11日に開くと決めた。贈賄罪で起訴された医療コンサルタント会社元役員、谷口浩司(こうじ)被告(47)の期日は未定。
起訴状によると、川端被告はJAXA理事に出向中の平成27年8月〜29年3月、コンサル会社の複数の営業先に、JAXAの宇宙飛行士を講師として派遣したり、人工衛星を利用した災害対策業務を大手流通会社に提案したりできるよう便宜を図った見返りに、約20回の飲食接待やタクシーチケット1冊の計約150万円相当の賄賂(わいろ)を受けたとしている。