教員免許更新せず小学校教諭が失職 東京
産経新聞 2018/12/1(土) 7:55配信
都教委は30日、多摩地域の小学校の男性教諭(36)が教員免許の更新手続きを行わず、免許を失効した状態で約7カ月間、授業をしていたと発表した。男性教諭は失効日の今年3月31日にさかのぼって失職した。
都教委が行った調査で昨年11月、男性の教員免許が今年3月末に期限を迎えることが発覚。本人にも期限が通知されていたが、男性は更新手続きを怠っていたという。
都教委が今年度の調査を行ったところ、期限が切れていたことが判明した。男性は特別支援教室の担当で、結果的に約7カ月間、無免許で授業を行っていた。
教員免許は以前は更新の必要がないものだったが、平成21年4月に更新制が導入されたため、10年ごとに講習を受けて免許を更新する必要がある。