【現場から、】消えた留学生、県の認可得ていない建物で授業か
TBS News i 2019/6/10(月) 13:36配信
東京福祉大学系列の専門学校が定員の9倍近い留学生を入学させていた問題で、この専門学校が、愛知県の認可を得ていない建物で授業を行っていた疑いがあることが分かりました。
「日本三大都市の1つ『名古屋』」
「アルバイト先も豊富」
「住居費も安くて安心」
こうした文字が並ぶのは、東京福祉大学系列の「保育・介護・ビジネス名古屋専門学校」が作成した留学生募集のパンフレットです。
Q.どういう授業?
「ビジネスマナー」(留学生)
Q.どこでバイトを?
「マクドナルド」(留学生)
「ラーメンショップ」(留学生)
パンフレットには、さらに・・・
「大学卒業資格を取得できる!」
この専門学校は4年間にわたって通い、東京福祉大学の通信課程を並行して学べば、「大卒の資格」も取れると言います。
「東京福祉大学の通信制課程の3年次に編入することができて、ダブルスクールという形で2年間で学士号を取ることができますと。留学生に対して、ひとつの売りになっている」(東京福祉大系列の専門学校の元職員)
こうした点を強調して、全国各地の日本語学校などを出た留学生を集め、今年度はおよそ2100人が入学していました。しかし、留学生を受け入れている学科の1学年の定員は240人。この9倍近くが入学していたことになり、学生の数を愛知県に虚偽申告していた疑いがもたれています。
さらに、その後の関係者への取材で、この専門学校は留学生の受け入れ拡大に伴って教室として使用するビルを次々と借りていましたが、県の認可を得ていない建物で授業を行っていた疑いがあることも新たに分かりました。専門学校が教室として使用する建物は、都道府県から認可を得る必要があり、愛知県は詳しく調べています。(10日09:54)