園児にわいせつ 元保育士に懲役3年 徳島地裁
徳島新聞 2019/9/14(土) 9:48配信
昨年11月、勤務先の保育園で女児にわいせつな行為をしてけがを負わせたとして、強制わいせつ致傷罪に問われた県内の元保育士の男=犯行当時(28)=の裁判員裁判の判決公判が13日、徳島地裁であり、藤原美弥子裁判長は懲役3年(求刑同5年)を言い渡した。
判決理由で藤原裁判長は「園児を保護すべき立場にありながら、女児が慕ってくるのを利用した犯行は卑劣。何度もやめる機会があったのに犯行に及んだ」と指摘。「女児が被害の意味を理解できるようになれば強い精神的苦痛を受け、健全な成長に悪影響を及ぼす恐れがある」と非難した。
判決によると、男は昨年11月20日午後4時20分ごろ、県内の保育園の庭で女児=当時(5)=の下着の中に手を入れて下半身を触り、3日間のけがを負わせた。
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女児にわいせつ致傷 元保育士男に懲役6年求刑 徳島地検
徳島新聞 2019/9/13(金) 11:24配信
昨年11月、勤務先の保育園で女児にわいせつな行為をしてけがを負わせたとして、強制わいせつ致傷の罪に問われた県内の元保育士の男=犯行当時(28)=に対する裁判員裁判の論告求刑公判が12日、徳島地裁であり、検察側は懲役5年を求刑した。
検察側は論告で「犯行は継続的な性的虐待の一環として行われ、発覚しなければ繰り返された。保育士の立場を利用して犯行に及んだ態様は強い非難に値する」と指摘した。被害者参加弁護士は「女児は拒絶の意思を示しながらも周囲に被害を言えなかった。つらく苦しい思いを理解してほしい。懲役8年が相当だ」と意見陳述した。
弁護側は最終弁論で「被告は当時、仕事上のストレスを抱え込み、冷静に物事を考えるのが難しい状態だった。深く反省し、更生の意志も固い」などと執行猶予付きの判決を求めた。
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