『芸術大学』の名称めぐり…「京都市立芸大」と「京都造形芸大」裁判で争う姿勢

『芸術大学』の名称めぐり…「京都市立芸大」と「京都造形芸大」裁判で争う姿勢
関西テレビ 2019/10/8(火) 19:46配信

京都造形芸術大学が学校名を「京都芸術大学」に変更することに対し、京都市立芸術大学が差し止めを求めた裁判が始まり、造形芸大側が全面的に争う姿勢を見せました。

京都造形芸術大学は来年4月に、学校名から「造形」をとって、「京都芸術大学」にする方針ですが、京都市立芸術大学は、「名前が似るため混乱を招く」として変更の中止を求め、9月、大阪地裁に提訴しました。

今月8日の第一回口頭弁論で、市立芸大は、「既に『京都芸術大』や『京芸』などの略称が定着しているため混同が生じ、これまで培ってきたブランドが損なわれる」と主張しました。

これに対し造形芸大は、「京都市立芸大は『市立』という言葉が入る形で略されることが多いため、混同される恐れはない」と反論し、原告側の訴えを棄却するよう求めました。

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