ちょっとマッ手帳 大阪の小学校で紛失 校名記載ないのに同名校ある名古屋へ

ちょっとマッ手帳 大阪の小学校で紛失 校名記載ないのに同名校ある名古屋へ
毎日新聞 2020/4/18(土) 6:30配信

 大阪市教委は17日、2019年6月中旬に市立小学校で、教員が手帳を紛失し、そこには児童の個人情報を記したミニノートが挟まれていたと発表した。なぜか今年4月に入って同名の学校がある名古屋市教委に匿名で送られ、大阪市教委に6日、連絡が来て手元に戻ったという。

 大阪市教委によると、ノートには児童41人の名前や生活状況に関する12人分の情報などが記されていた。19年6月、職員室にある教員の机に置いていた手帳の行方が分からなくなった。しかし今年4月に入り、名古屋市教委に匿名で手紙と手帳が郵送されてきた。手紙には学校名が記され、「2月に(大阪府)枚方市の施設で拾った」と書かれていた。該当する教員がいなかったため、同市教委は6日、同名の学校がある大阪市教委に連絡をしたという。ただし、教員は「過去数年間、枚方市に行ったことがない」としており、手帳やノートに学校名は一切書かれていない。大阪市教委は調査を続け、警察に被害届を出すことも検討している。【矢追健介】

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