千葉市、被害児童側と慰謝料の金額争う姿勢 元教諭教え子女児わいせつ訴訟で

千葉市、被害児童側と慰謝料の金額争う姿勢 元教諭教え子女児わいせつ訴訟で
千葉日報オンライン 2020/9/12(土) 12:13配信

 教え子だった複数の女児にわいせつな行為をしたなどとして、千葉市立小学校の元教諭の男(36)に実刑判決が言い渡された事件で、被害児童の1人が両親と共に市を相手取り、慰謝料など990万円を求めた国家賠償請求訴訟の第1回口頭弁論が11日、千葉地裁(本田晃裁判長)で開かれた。市側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。

 訴状などによると、被害児童は2018年7月、小学校で当時の担任教諭だった男にわいせつな行為をされた。被害児童側は男が当時、授業中に担任教諭としての絶対的立場を悪用した点などから「(市の)職務執行性がある」と指摘。心身の被害について、市に賠償責任があるとしている。

 市側は答弁書で、被害児童が重大な精神的苦痛を受けたことは認めたものの、提示されている慰謝料の金額は争うとしている。

 判決によると、八木被告は2013年1月から18年7月までの約5年半、勤務していた2つの千葉市立の小学校の教室や倉庫で、当時6〜12歳の担任していた女子児童7人に対し、児童の陰部を触ったり、X被告の局部を咥えさせたりするなどのわいせつな行為に計15回及んだ。
(この前後は全て「X被告」の表記)

 さらに、そのうち5人ついては、わいせつな行為をカメラで撮影し、児童ポルノ禁止法違反罪にも問われた。18年7月、被害児童の1人が学校で被害に遭い、その日のうちに母親に被害を訴え、犯行が発覚。千葉県警がX被告の自宅から押収した外付けハードディスクなどから他にも複数の被害者がいることがわかった。
 裁判は、昨年10月に始まり、約1年間にわたり審理が行われ、X被告の犯行の詳細が次々に明らかになっていった。今年10月31日にあった前回の公判では、被害者の1人が出廷し、「一生、刑務所の中で暮らしてください」と述べていた。
 さらに、そのうち5人ついては、わいせつな行為をカメラで撮影し、児童ポルノ禁止法違反罪にも問われた。18年7月、被害児童の1人が学校で被害に遭い、その日のうちに母親に被害を訴え、犯行が発覚。千葉県警がX被告の自宅から押収した外付けハードディスクなどから他にも複数の被害者がいることがわかった。
 裁判は、昨年10月に始まり、約1年間にわたり審理が行われ、X被告の犯行の詳細が次々に明らかになっていった。今年10月31日にあった前回の公判では、被害者の1人が出廷し、「一生、刑務所の中で暮らしてください」と述べていた。
 判決文はX被告の犯行をこう総括した。
「6歳から12歳の被害児童らに対して、教諭である被告人への畏怖あるいは信頼を利用した」
「性欲のおもむくまま、卑劣かつ醜悪極まりない」
 忘れ物を繰り返した児童を「指導」を名目に呼び出したり、「味の検査」と称して目隠しをしてわいせつな行為をしたりした。また、「傷の状態を確認する」といって、衣服を脱がせたこともあった。その上で「性欲のおもむくまま、児童の陰部を手指で触ったり、口淫したりするなどの極めて強度なわいせつな行為を行い、卑劣かつ醜悪極まりない」と述べた。X被告が撮影した動画についても「流出した可能性もあり、悪質で軽視できない」とした。

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