勤務先の中学校の女子生徒にみだらな行為…高松市の元教員に1年8カ月の実刑判決

勤務先の中学校の女子生徒にみだらな行為…高松市の元教員に1年8カ月の実刑判決
KSB瀬戸内海放送 2020/9/17(木) 15:07配信

 勤務先の中学校の女子生徒にみだらな行為をして、その様子を撮影するなどした高松市の元教員の男に高松地裁は
懲役1年8カ月の実刑判決を言い渡しました。

 児童福祉法違反などの罪で判決を受けたのは、高松市の中学校の元教員、柴田恒被告(52)です。

 判決によりますと、柴田被告は教員の立場を利用して、2019年2月と今年2月、勤務先の中学校や高松市のホテルで
女子生徒にみだらな行為をしてその様子を撮影するなどしました。

 判決公判で、高松地裁の高橋貞幹裁判官は、「教員という立場にありながら被害者に長期間にわたり継続的に影響を与え、健全な育成を大きく阻害した」として、懲役3年の求刑に対して懲役1年8カ月の実刑判決を言い渡しました。

 女子中学生にみだらな行為をし、その様子を撮影した罪に問われている高松市の元教員の初公判が開かれ、起訴内容を認めました。
 児童福祉法違反などの罪に問われているのは、高松市の中学校の元教員・柴田恒被告(51)です。
 起訴状などによりますと、柴田被告は、教員の立場を利用して去年2月、当時勤務していた中学校で女子中学生にみだらな行為をさせ、その様子をカメラで撮影し、保存しました。
 また、今年2月にも高松市のホテルで同じ女子中学生にみだらな行為をした罪に問われています。
 26日の初公判で、柴田被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。
 検察側は冒頭陳述で「女子中学生は被告から指導が受けられなくなるのではと思い、拒否することができなかった」と指摘しました。
 柴田被告は、香川県教育委員会から5月20日付けで懲戒免職の処分を受けています。

 女子中学生にみだらな行為をしたとして逮捕・起訴された中学校の教員2人が、香川県教育委員会から懲戒免職を処分受けました。
 20日付けで懲戒免職処分を受けたのは、高松市の中学校教諭・岩城正直被告(30)と市内の別の中学校の教諭・柴田恒被告(51)です。
 起訴状などによりますと、岩城被告は去年10月、教員としての立場を利用して自分の車の中で女子中学生にみだらな行為をした罪などに。柴田被告は今年2月、高松市内のホテルで女子中学生にみだらな行為をしたなどの罪に問われています。
 香川県教委の聞き取りに2人が事実を認めたため、20日付で処分しました。
 また、綾歌郡の中学校に勤める40代の女性教員も2018年1月、出勤中に人身事故を起こしたとして、戒告処分となりました。

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