支援学校着服問題で臨時校長会議 岡山県教委、再発防止の徹底確認

支援学校着服問題で臨時校長会議 岡山県教委、再発防止の徹底確認
山陽新聞デジタル 2020/10/7(水) 20:53配信

 岡山県教委は7日、岡山支援学校(岡山市北区祇園)で会計を担当していた事務部長が給食費など1千万円余りを着服した問題を受け、緊急の臨時校長会議をビデオ会議システムで開き、不祥事の再発防止の徹底を確認した。

 県立中高や特別支援学校など全69校の校長が参加。鍵本芳明教育長が「教職員は子どもの手本であり、不祥事が起きたことは大変情けない。全校で再発防止への仕組みづくりや研修に取り組んでほしい」と求めた。

 県教委の担当課長らが、会計事務の運用やチェック体制などに関する全校対象の調査に16日までに回答するよう要請したほか、給食を提供している県立学校で実地調査を進めていることを報告した。

 岡山支援学校では、元事務部長が給食費を管理している預金口座などから1千万円余りを着服し、2日付で懲戒免職処分となった。

岡山市の県立岡山支援学校に勤務する事務部長が、給食費など約1000万円を着服したとして、10月2日付けで懲戒免職処分を受けました。
懲戒免職処分を受けたのは県立岡山支援学校の59歳の男性事務部長です。
岡山県教委によりますと事務部長は2018年9月から2020年8月までの約2年間に給食費約882万円や学校への寄付金約49万円など、学校が管理する金総額約1012万円を着服したということです。
事務部長は着服した金を借金の返済やギャンブルに使っていて、県教委の聞き取りに対し「公務員として許されない行為だった。深く反省している」と話しているということです。
県教委は再発防止のため10月2日、すべての県立学校に対し校内で扱われる金がマニュアルに沿って扱われているかの調査を始めました。

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