“覚醒剤所持”で逮捕 57歳小学校教師を懲戒免職 体罰・無断欠勤…札幌市教委4件処分

“覚醒剤所持”で逮捕 57歳小学校教師を懲戒免職 体罰・無断欠勤…札幌市教委4件処分
北海道ニュースUHB 2021/3/29(月) 21:30配信

 自宅で覚醒剤約0.1グラムを所持していたとして2月16日に逮捕された小学校教師が、3月29日付で免職の懲戒処分となりました。

 懲戒免職処分となったのは、札幌市立篠路西小学校の教師、小松光利容疑者(57)です。

 小松容疑者は、自宅で覚醒剤約0.1グラムを所持していたとして、覚せい剤取締法違反の疑いで2月16日に逮捕、翌17日に送検されています。

 2月8日、警察が小松容疑者の自宅を家宅捜索したところ寝室から覚醒剤が見つかり、「1か月くらい前に使った」などと使用をほのめかしていました。

 これを受け札幌市教育委員会は、3月29日付で小松容疑者を免職の懲戒処分としました。

 小松容疑者は、穏やかな性格で勤務態度に問題はなかったということです。

 29日に懲戒処分4件を公表した札幌市教育委員会の長谷川雅英教育長は、「2020年度は既に2件の懲戒処分を行うなど、重大な不祥事が相次いでおり、札幌市教育委員会としても再発防止に向けて対策を強化している中で、新たに免職処分を含む4件の懲戒処分を行うに至ったことは、極めて深刻な事態であると重く受け止めております。職員一人ひとりが自覚をもって行動するよう指導し、市民の皆様の信頼を回復できるよう努めてまいります」とコメントしています。

 札幌市教委はこのほか、生徒へげんこつしたり大声で怒鳴り机をたたいたりした中学校の30代男性教師を減給2か月、正当な理由なく12日間欠勤した小学校の30代女性教師を減給2か月、赤信号の交差点に進入し人身事故を起こした支援学校の40代男性教師を減給1か月の懲戒処分としています。

 自宅の寝室に覚醒剤を隠し持っていたとして、札幌の小学校教諭が逮捕された事件で、教諭は覚醒剤の使用もほのめかす供述をしていることがわかりました。
 篠路西小学校の教諭、小松光利容疑者57歳は8日、自宅の寝室に覚醒剤およそ0.1グラムを隠し持っていた覚醒剤取締法違反の疑いで17日、身柄を検察庁に送られました。
 その後の取材で小松容疑者は「1か月くらい前に使った」と覚醒剤の使用もほのめかす供述をしていたことがわかりました。警察が8日に小松容疑者の自宅を家宅捜索した際には、小松容疑者の尿から覚醒剤の反応は出ていませんでした。
 警察は、逮捕に至った経緯を明らかにしていませんが、覚醒剤の入手経路などについて捜査を進めています。

 自宅で覚せい剤を所持したとして、北海道警小樽署は16日、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で、札幌市立篠路西小学校の教諭小松光利容疑者(57)=札幌市北区あいの里3条=を逮捕した。
 逮捕容疑は8日、自宅の寝室で覚せい剤約0.1グラムを所持した疑い。
 同署が入手先などを捜査している。認否は明らかにしていない。
 長谷川雅英・札幌市教育長の話 大変遺憾で、極めて深刻な事態だと重く受けている。厳正に対処する。 

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