教え子にマスク越しキス「事後の犯情悪質」元高校教諭に有罪判決、岐阜地裁

教え子にマスク越しキス「事後の犯情悪質」元高校教諭に有罪判決、岐阜地裁
岐阜新聞Web 2021/11/4(木) 19:50配信

 岐阜地裁は4日、教え子の少女=当時(18)=にマスク越しにキスするなどのわいせつな行為をしたとして、強制わいせつの罪に問われた元県立高校教諭の男性(58)に対し、懲役2年、執行猶予4年(求刑懲役2年)の判決を言い渡した。

 笹邉綾子裁判官は判決で「着衣やマスクの上からではあるが、胸に顔をうずめるようにして押し当てた点は、相当な羞恥心、不快感を与え、軽微とは言えない」とし、「被害者が警察に相談したことを知ると、悪質な脅迫で取り下げを迫った。事後の犯情は極めて悪く、被害者が被った精神的被害は非常に大きい」と指摘した。一方で、前科前歴がなく、懲戒免職処分を受けたことなどから執行猶予付き判決とした。

 判決によると、被告は今年4月4日午後8時20分ごろから同50分ごろまでの間に、岐阜市内のコンビニに止めた車内で、少女の両胸に顔を押し当てるなどのわいせつな行為をした。

 元・教え子に、わいせつな行為をした高校教諭を、懲戒免職です。
 懲戒免職となったのは、岐阜県立各務原西高校の教諭で、強制わいせつの罪で公判中の、若山徳明被告(58)です。
 若山被告は、ことし4月、岐阜市内で、元教え子の当時18歳の少女に車の中でマスク越しにキスをし、胸を触るなどしたことを認め、ことし5月ごろには、生徒1人の家族構成などが書かれた個人調査票のコピーを無断で自宅に持ち帰り、妻に見せたということです。

 元教え子の少女にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪に問われた岐阜県立高校の教諭の男(58)の公判が24日、岐阜地裁(笹辺綾子裁判官)であり、検察側が懲役2年を求刑して結審した。判決は11月4日。
 論告で検察側は「信頼を得ている立場を利用した、一方的な犯行」と述べた。弁護側は、男が最初からわいせつな行為をしようとしたわけではないと主張。また、「犯行はマスクや服の上から行われた」として、懲役1年、執行猶予3年を求めた。
 起訴状などでは、男は4月4日午後8時20分頃〜50分頃、岐阜市内のコンビニ店駐車場に駐車中の車内で、元教え子の少女(当時18歳)にマスク越しにキスをしたり、胸を触ったりするなどわいせつな行為をしたとしている。

 岐阜県は今年6月、県立高校の男性教諭が当時18歳の女性に対してわいせつな行為をしたとして逮捕・起訴されていたことを公表しました。
 強制わいせつの罪で逮捕・起訴されていたのは県立各務原西高校の若山徳明被告(58)です。
 県によりますと、男性教諭は今年6月、岐阜市内のコンビニ駐車場で、およそ30分間、車内で助手席に座っていた当時18歳の女性に対し、マスク越しにキスをしたり、服の上から胸を触るなどの行為をしたとされています。
 男性教諭は強制わいせつの罪で逮捕され、10日初公判が開かれていましたが、県は被害者保護の理由で事案を公表していませんでした。
 男性教諭は初公判で起訴内容を認めたということで、県は処分を検討しています。

 岐阜県は今年6月、県立高校の男性教諭が当時18歳の女性に対してわいせつな行為をしたとして逮捕・起訴されていたことを公表しました。
 強制わいせつの罪で逮捕・起訴されていたのは県立各務原西高校の若山徳明被告(58)です。
 県によりますと、男性教諭は今年6月、岐阜市内のコンビニ駐車場で、およそ30分間、車内で助手席に座っていた当時18歳の女性に対し、マスク越しにキスをしたり、服の上から胸を触るなどの行為をしたとされています。
 男性教諭は強制わいせつの罪で逮捕され、10日初公判が開かれていましたが、県は被害者保護の理由で事案を公表していませんでした。
 男性教諭は初公判で起訴内容を認めたということで、県は処分を検討しています。

少女にマスク越しキス、お姫様抱っこ… 容疑で県立高校の58歳教諭の男を逮捕、岐阜県警
岐阜新聞Web 2021/8/10(火) 20:50配信

 面識のある少女=当時(18)=にマスク越しにキスをするなどのわいせつな行為をしたとして、6月に岐阜県警が岐阜県立高校の教諭の男(58)=各務原市=を逮捕していたことが10日、分かった。男は強制わいせつの罪で岐阜地検に起訴され、同日に岐阜地裁で開かれた初公判で起訴内容を認めた。
 冒頭陳述で検察側は、昨年11月、自身のLINE(ライン)のQRコードを載せた名刺を少女の自宅に送り、進路相談などのやりとりを始めたと経緯を説明。自宅付近まで車で送迎していたといい「助手席に座った女性の両膝下に手を入れてお姫様抱っこをするように触る、運転席に向かせ真正面から抱き締める、着衣の上から太ももを触る、左胸をもむ、両胸に顔をうずめて押し当てる、シートを倒して覆いかぶさりキスを迫るなどの行為に及んだ」と述べた。
 起訴状によると、男は今年4月4日午後8時20分ごろから50分ごろまでの間、岐阜市内のコンビニ駐車場に止めた車の中で、少女の唇にマスク越しにキスするなどのわいせつな行為をしたとされる。
 初公判を受け県教育委員会が事実を公表し、謝罪した。「被害者保護の観点から裁判の行方を見定める必要があった。当該教諭が公訴事実を認めており、最低限の事実関係が確認できたため公表した」と述べた。

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