《旭川少女イジメ凍死事件》凍死した少女の母が“初告白”「何もイジメの免罪符にはならない」私が加害生徒に訴えたかった“真実”
旭川14歳少女イジメ凍死事件 ♯25
「文春オンライン」特集班
2021/09/10
《今日はさあやの15歳の誕生日でした。飾りを付けたり、ケーキを準備したりして 好きな食べ物を用意したりしました。お花も頂いてとても嬉しかったんです。でもいざローソクに火をつけて歌を歌うと さあやが居ない現実が突き付けられた様な気がして みんなで涙が止まりませんでした。どうして居ないのか こんな悲しい誕生日は初めてでした》
「たとえ真実であっても、虚偽であっても、ネットで個人名や写真などを無断で上げることは、名誉棄損罪になる可能性があるということを理解してほしいです。人としてモラルやネットマナーを理解してSNSやYouTubeは行ってほしいですし、安易に人の名前を出していいことにはならないと思います。子どもたちがYouTuberやインフルエンサーになることを夢見ている中で、大人がマナーを守って子どもに教えるべきなのに、大人がマナーを破って子どもに見せつけるというのは違うんじゃないかなと思います。デマ情報を書かれた方もすごく迷惑を被りますし、被害を受けた無関係の方が弁護士を立てて訴えなければいけないということになってしまいます。やっていいことと、いけないことの区別はつけてほしいです」