残業を「業務外」に書き換え 労基法違反容疑で浪速学院を書類送検

残業を「業務外」に書き換え 労基法違反容疑で浪速学院を書類送検
朝日新聞デジタル 2022/3/24(木) 17:52配信

 教員が行った残業を「業務外」と申告するように勤務データを書き換えさせ、割増賃金を支払っていなかったとして、大阪南労働基準監督署は23日、学校法人・浪速学院(大阪市住吉区)と労務担当の男性役員を、労働基準法違反の疑いで大阪地検に書類送検し、発表した。

 同労基署によると、浪速学院は2020年12月、運営する浪速高校に勤務する教員8人が、試験の採点や保護者対応、朝早く出勤する当番、クラブ活動など法定時間を超える業務を行ったにもかかわらず、「業務外」として勤務データを意図的に書き換えさせた疑いがある。

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