洛星中高の元事務局長が少なくとも5200万円着服 「妻の治療費や生活費などに全額使った」 懲戒解雇に

洛星中高の元事務局長が少なくとも5200万円着服 「妻の治療費や生活費などに全額使った」 懲戒解雇に
関西テレビ 2022/6/3(金) 16:20配信

京都の進学校で、元事務局長がおよそ5000万円を着服していたことが分かりました。

京都市北区にある洛星中学・高等学校を運営する学校法人によると、事務局長を務めていた男性(61)は、2017年から2022年5月までの間に、学校の通帳や銀行印を持ち出し、少なくともおよそ5200万円を着服していました。

元事務局長は他の職員に気づかれないよう昼休みに外出し、49回にわたり不正に金を引き出していたということです。

5月、公認会計士からの指摘で不正が発覚し、元事務局長は学校側の聞き取りに対し、「妻の治療費や生活費などに全額使った」と話していて、返金の見通しは立っていません。

元事務局長はすでに懲戒解雇されていて、学校側は3日、業務上横領の疑いで刑事告訴したということです。

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