担任教師を懲戒戒告処分 叱責を受けた男子生徒が2018年に自殺 鹿児島
鹿児島ニュースKTS 2022/7/14(木) 18:40配信
2018年に鹿児島地区の中学校に通っていた当時3年生の男子生徒が、担任教師から叱責を受けた日に自殺した事案について、鹿児島県教育委員会はこの担任教師を懲戒戒告処分にしました。
県教育委員会によりますと、懲戒処分となったのは鹿児島地区の中学校に勤める44歳の女性教師です。
県教育委員会によりますと、この女性教師は2018年9月、当時勤務していた中学校で、夏休みの課題の提出について指導する際、当時3年生の男子生徒を大声で叱責したということです。
この男子生徒は叱責されたその日に自殺しています。
女性教師はそれ以前にも大声で叱責したり、物を叩いたり蹴ったりしていたということで、2021年、鹿児島地区の教育委員会は県教委に報告書を提出していました。
県教職員課の宮田 俊一課長は「前途ある子供たちが自ら命を絶つようなことは
絶対にあってはならないにもかかわらず、このような事案が発生したことは誠に残念。改めて全教職員に対して指導を徹底して参りたい」とコメントしました。