執行猶予中の非常勤講師 採用問題 県教委「履歴書様式変更」で再発防止へ 大分

執行猶予中の非常勤講師 採用問題 県教委「履歴書様式変更」で再発防止へ 大分
OBS大分放送 2023/3/6(月) 19:31配信

執行猶予中の男性を公立小学校の非常勤講師として採用していた問題で、大分県教育委員会は再発防止に向けて履歴書の様式を見直し、新たに確認項目を設けました。

この問題は、今年1月、性犯罪で有罪判決を受け執行猶予中だった40代の男性を県教育委員会が公立小学校の非常勤講師として採用していたものです。

地方公務員法で執行猶予中は職員となる資格を持たないにもかかわらず、男性はおよそ1か月半にわたり教壇に立っていました。

県教育委員会は再発防止に向けて、臨時職員の履歴書に資格に欠ける事項がないかチェックする項目を新たに設けています。

資格に欠ける事項としては、執行猶予中や県職員としての懲戒処分から2年以内などをあげています。新しい履歴書は3月1日から使用されています。

 女子中学生の体を触ったとして、大分県青少年健全育成条例違反の罪で有罪判決を受け執行猶予中の40代男性が、県内の市立小学校で非常勤講師として勤務していたことが28日、分かった。県教育委員会は保護者からの通報で事実を把握し、この男性の任用の解除や取り消しの手続きを進めている。
 県教委教育人事課によると、男性は今年1月に非常勤講師として任用され、市立小学校に赴任。学級担任はしておらず、授業だけを受け持っていたという。
 男性について、2月17日に保護者から「事件で逮捕されたことがあるのを知っているか」との情報提供があり、事実が発覚。男性は聞き取りに対し、「間違いありません」と認めており、現在は出勤していないという。
 男性が性犯罪で逮捕されたのは、民間会社に勤務している時期で、当時既に取得していた教員免許に「免許失効」と記載されることは無かった。任用前には面接も実施しているが、「逮捕歴」などを問う質問は無いという。
 執行猶予中の場合、地方公務員法の「欠格事項」に該当するため、県教委は裁判所に対して事実確認を求め、手続きが済み次第、任用を解除するか取り消す予定だ。同課は「欠格事項に該当する人物を採用することが無いよう対応していく」と話している。(白石昌幸)

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こういったことがあるから、名前が出た記事を載せる必要性は大きいと思うんだが、なぜか「プライバシーの保護」とかで削除されるんだよなあ。
最近なんて逮捕されて半年も経たずに削除だよ。被害者増えるぞ。

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