女児の体触り強制わいせつ罪の教諭、懲役1年6月求刑
京都新聞 2023/3/9(木) 19:46配信
教え子だった10代の女子児童の体を学校内で触ったとして、強制わいせつの罪に問われた滋賀県教育委員会幼小中教育課の指導主事の男(46)の論告求刑公判が9日、大津地裁(大森直子裁判官)で開かれた。検察側は懲役1年6月を求刑し、弁護側は無罪を主張した。判決は4月12日。
地裁は、女児のプライバシー保護のためとして、男の名前などを伏せて審理した。
起訴状などによると、男は昨年2月ごろ、当時勤務していた大津市立小学校の理科準備室で、膝の上に女児を座らせ、両腕を回して引き寄せ、手のひらで上半身を触った、としている。
論告に先立ち、女児の母親が「安心して過ごせるはずの学校がそうではなかった。娘の楽しいはずだった学校生活を思うと悔しくて涙があふれる。娘の日常を返してください」と述べ、厳罰を求めた。
検察側は「教師という優位な立場を利用して2人きりの状況をつくり、姿勢の指導を装って犯行に及んだ」と非難した。弁護側は、姿勢を指導するために膝に乗せた際、腕が触れた可能性はあるものの、わいせつ目的はなく罪は成立しないと主張。母親とのやりとりの中で女児の記憶が書き換えられた可能性があるとし証言の信用性を否定した。
学校内で10代の女子児童の体を触ったとして、強制わいせつの罪に問われた滋賀県教育委員会幼小中教育課の指導主事の男(46)の初公判が6日、大津地裁(大森直子裁判官)で開かれた。男は「強制わいせつ罪に抵触するような事実は一切ない」と述べ、起訴内容を否認した。
地裁は、女児のプライバシー保護のためとして、公判では被告の名前などを伏せる決定をしている。
起訴状などによると、男は2月ごろ、当時勤務していた大津市立小学校の理科準備室で、膝の上に女児を座らせ、両腕を回して引き寄せ、上半身を触った、としている。
検察側は冒頭陳述で、男は当時女児の担任で、理科の授業後、女児に理科準備室に残るように言い、他の児童が退室して2人きりになったと指摘。友人に対する口調が強いなどと説教し、姿勢の指導と称して自らを椅子に見立てて膝の上に座らせたとした。
弁護側は「膝の上に座らせたが、上半身を触ることはしていない」と無罪を主張した。