5歳女児、保育士の閉めた扉に親指はさみ一部欠損…損害賠償700万円で市と和解

5歳女児、保育士の閉めた扉に親指はさみ一部欠損…損害賠償700万円で市と和解
読売新聞オンライン 2023/5/23(火) 15:23配信

 三重県四日市市立大矢知保育園で2019年5月、女児(当時5歳)が扉の隙間に指を挟まれ、指の一部を欠損した事故で、市が、女児と保護者に損害賠償として700万円を支払うことで和解したことがわかった。市は16日の5月議会で、専決処分したことを報告した。

 市によると、2019年5月16日午前、サツマイモの苗植え活動を終えて、同園に戻ろうとした女児がフェンスの扉の柱を持っていたことに気付かず、保育士が扉を閉めたところ隙間に女児の左手親指が挟まり、指先端の一部を欠損したという。

 事故後、市側と女児の保護者側が代理人を通して話し合い、今年3月に和解が成立した。

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