家賃41万タワマンが研究室で女性秘書多数!?早稲田有名特任教授「トンデモ不正」に大学が大甘処分の疑義
ダイヤモンド・オンライン 2023/6/2(金) 6:02配信
早稲田大学が3月27日、逢坂哲彌・特任研究教授(77歳)を停職4カ月の懲戒処分とした。懲戒処分の理由は、逢坂特任教授が「旅費の虚偽請求」と「個人会社への架空発注」を繰り返していたことだが、逢坂特任教授の不正疑惑はまだ他にもあることに加え、早稲田大学のコンプライアンス順守体制に疑問が残る懲戒処分だった。電気化学者として世界的に知られ、定年後も研究室を主宰できる初めての特任教授に選ばれた逢坂特任教授の不正の中身と、早稲田大学の対応の問題点をレポートする。(フリーライター 坂田拓也)
早稲田大は28日、文部科学省から支給される研究費などを不正使用したとして、早大ナノ・ライフ創新研究機構の男性特任研究教授(77)を停職4か月の懲戒処分にしたと発表した。早大によると、特任研究教授は2017年度から19年度にかけて、出張時に一部旅費が学会などから支給されていたにもかかわらず、国に二重請求するなどして、約76万円を不正に得た。特任研究教授は調査に「正当な請求だった」と主張しているという。