四谷大塚・元講師を追送検へ 新たに児童11人の「盗撮」確認
毎日新聞 2023/10/18(水) 19:39配信
大手中学受験塾「四谷大塚」で女児を盗撮したとして、都迷惑防止条例違反容疑などで逮捕された元講師の森崇翔(そうしょう)容疑者(24)=東京都日野市=が、これまでに確認された2人以外にも、教え子の女児ら11人を盗撮していたとみられることが、捜査関係者への取材で判明した。警視庁少年育成課は今後、森容疑者を同条例違反容疑で追送検する方針。
森容疑者は教え子の女児2人の下着を盗撮したなどとして、これまで3回にわたって逮捕されている。
捜査関係者によると、警視庁による森容疑者のスマートフォンの解析で、この2人を含めて小学校2〜5年生の13人について下着などが映った画像が確認された。いずれも、最初に逮捕された8月までに森容疑者が撮影したものとみられる。
また、姿が一部しか映っておらず「被害者」と確認できないものを含めると30人弱の画像や動画が保存されていたという。
事件を巡って、警視庁は9月、森容疑者と一緒に教え子を盗撮したとして、同僚だった元講師の男性を性的姿態撮影処罰法違反(撮影)容疑で逮捕。森容疑者については、盗撮画像とともに教え子6人の氏名や住所などを、自身が管理するネット交流サービス(SNS)のグループチャットに複数回投稿していたとして、個人情報保護法違反容疑で書類送検もした。
逮捕された2人は容疑を認めているという。
四谷大塚では当時、正規職員は勤務先の校舎に通う生徒全員の個人情報が閲覧可能だったという。こうした状況について、少年育成課は情報管理に不備があったとして、起訴を求める「厳重処分」の意見を付けて、法人としての四谷大塚も個人情報保護法違反容疑で書類送検した。
四谷大塚は事件を受け、講師らが教室にスマートフォンなどを持ち込むことを禁止し、個人情報へのアクセス権限を校舎の責任者に限るなど再発防止策を公表している。さらに、保護者が自宅から授業の様子を確認できる「ライブモニタリングシステム」の導入を検討することも明らかにした。【加藤昌平】