教諭が酒気帯び運転容疑で逮捕、教育長が謝罪 「ルール教える立場で法律を犯すこと言語道断」 沖縄・宮古島市
琉球新報 2023/10/25(水) 17:30配信
宮古島市平良下里の市道で20日、道交法違反(酒気帯び運転)の容疑で公立中学校の男性教諭が逮捕されたことを受けて、市教育委員会の大城裕子教育長は24日、市役所で記者会見し「市民に深くおわび申し上げる。児童生徒に命の尊さやルールを守ることの大切さを教える立場の教員が、法律を犯すことは言語道断」と述べ、謝罪した。
市教委によると、教諭は逮捕された当日午前、頭痛などの体調不良で無断欠勤していた。正午ごろ、車で通勤中に追突事故を起こし、酒気帯び運転が発覚した。
逮捕後、市教委は臨時校長連絡会や会議を開き、適正飲酒や前日に飲んだ場合は原則運転しない、などの対策の徹底を確認した。
(友寄開)
飲酒運転をしたうえ事故を起こしたとして、20日に宮古島市内に住む31歳の教諭の男が逮捕されました。逮捕されたのは宮古島市の公立学校教諭・新里英斗容疑者(31)です。
警察によりますと、新里容疑者は平良下里の市道で酒気を帯びた状態で普通乗用車を運転した疑いが持たれていて、赤信号で信号待ちをしていた前の車に追突する事故を起こしていました。
新里容疑者自身が警察に通報し、事故処理で駆け付けた警察官が容疑者から酒の匂いがしたため検査を実施すると、基準値を超えるアルコールが検出現行犯逮捕されました。
新里容疑者は警察の調べに対して大筋で容疑を認めているということです。警察が飲酒運転の経緯などを調べています。