「仕事上のストレス解消のため…」コンビニで酒を盗んだ44歳の高校事務職員を停職2か月の懲戒処分、人身事故の女性教諭2人も戒告処分、教員の人手不足解消へ24年は秋にも採用試験を実施

「仕事上のストレス解消のため…」コンビニで酒を盗んだ44歳の高校事務職員を停職2か月の懲戒処分、人身事故の女性教諭2人も戒告処分、教員の人手不足解消へ24年は秋にも採用試験を実施
SBC信越放送 2023/11/21(火) 18:06配信

また、教職員による不祥事です。
長野県教育委員会は、コンビニで酒を盗んだ南信地方の高校に勤務する男性事務職員を停職2か月とするなど、教職員合わせて3人の懲戒処分を発表しました。

志津千代子高校教育課長:
「誠に申し訳ございませんでした」

停職2か月の処分を受けたのは、南信地方の高校で事務の補助を担っている44歳の男性職員です。

男性職員は8月中旬から9月12日にかけて、南信地方のコンビニエンスストアで4回にわたり、洋酒や缶ビールなど合わせて9200円相当を盗んだということです。

コンビニ側からの被害届が取り下げられたことから、逮捕はされず、県教委の聞き取りに、「仕事上のストレス解消のために行った」などと話しているということです。

このほか、南信地方の小学校の32歳の女性教諭と、北信地方の小学校の53歳の女性教諭が、自家用車を運転中に人身事故を起こし、全治3か月のけがをさせたとして、それぞれ戒告処分としました。

今年度、懲戒処分となった教職員はこれで9人となり、県教委は相次ぐ非違行為に対し、これまで教員採用試験の一次選考で行ってきた適性検査を見直し、2024年度から一部を一次選考合格発表後にオンラインで実施することとしました。

一方、教員の不足が続く中、県教委は2024年は、6月の採用試験に加え、新たに秋にも選考を行うことを決めました。

対象は正規教員として県外で1年以上の勤務経験があり、県内の出身か長野県に移住する予定のある人としています。

内堀繁利教育長:
「志願者増につなげたいという意図と(他県との)引き抜き合戦みたいになるのが本当にいいのだろうかという課題意識は持っているので、今回は限定的に意図をもって行う」

採用人数は若干名としていて、選考は24年の11月下旬に行う予定です。

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