勤務先のトイレにカメラ設置 熊本地検が元教頭を略式起訴

勤務先のトイレにカメラ設置 熊本地検が元教頭を略式起訴
TKUテレビ熊本 2023/12/20(水) 12:15配信

今年7月、勤務先の小学校のトイレに小型カメラを設置し、利用する女性を撮影しようとした疑いで逮捕・送検された元教頭の男が略式起訴されました。

略式起訴されたのは玉名市立豊水小学校の元教頭、中島高義 被告(51)で、今年9月に懲戒免職処分となっていました。

 小学校の女性用トイレ内を盗撮しようとしたとして、熊本県警玉名署は28日、同県大津町美咲野、公立小教頭、中島高義容疑者(51)を性的姿態撮影処罰法違反(撮影未遂)容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
 逮捕容疑は26日午前7時ごろ、勤務先の県内の小学校の職員用女性トイレ内に小型カメラを設置し、利用者を撮影しようとしたとしている。学校関係者がカメラに気づき、署に届け出て発覚した。
 性的姿態撮影処罰法は、正当な理由なく性的部位などをひそかに撮影することを禁じた新法。性犯罪規定を見直した改正刑法とともに13日に施行され、県内での適用は初めて。
 玉名市教委によると、中島容疑者は市内の小学校教頭。市教委教育部の荒谷邦治・首席審議員は「事実関係を確認し、厳正に対処する」としている。【山口桂子】

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